研修医おわっても・・・

とりあえず研修医から医大に帰る2年間について書きましょうか。

 

ただこの記事を書いているそばから大規模接種センターの延長がNHKはじめ報道がありましたね笑 医官・看護官も人なのでいつ終わるのかわからない支援に本当に疲弊しています。しかも1日の手当て数千円ですからね。基本給にプラスしても微々たるもんですよ。しかも税金はしっかり持っていかれますから。

 

 

さて本題に戻りますが研修医が終わり、これでバイトもし放題!とはなりません。国家公務員なのでバイトは禁止です。専攻医となっても手取りで45‐60程度。東京から離れるほど給料は高くなる傾向にあります。

 

任地はいろいろありますが病院から部隊まで様々です。病院ではいわゆる診療を行い、部隊配属では自衛隊に入隊したい人の合格不合格を決めたり、訓練の診療支援など普通の病院ではなかなかやらないことをやります。病院配属では症例もあり専攻医プログラムに乗れたりもしますが、部隊だと非常勤扱いとなり専門医をとるのに不利になります。まあ専門医持っていても給料変わらないのでどうでもいいですがね・・・笑

 

病院のデメリットはどこの病院でもそうだと思いますが休みがとりづらいです。そりゃそうですよね。外来・入院患者は常にいますし専攻医なので症例が多く降りかかります。その点部隊は休みが多く取れることが多く冬休みでは1か月もとった人もいるとかいないとか。年休代休制度をしったのは部隊に来てからなので今までどれほどの年休代休たちが無残に散っていったのかはわかりません・・・

 

医官は腐っても医者です。なんだかんだ頭がよかったり回転が速いのであれこれと意見を言ううちに部隊の方とけんかになったりもします。自衛隊の中で医官は少し腫れものなところがあるように感じます(もしかして自分だけ?)

 

あ、そうだ。自衛官は特別職国家公務員なので医官も例外なく「当直代」は全く出ません。どれだけ働いても0円です。ちなみに病院勤務では当直・宅直は普通にあります。私も研修医や病院のとき入りましたし月の半分近く入ったときもありましたが0円です。なので定時上がりの科もどんだけ緊オペのある科も同じ病院に勤めていたら全て一律同額の給料です。自分の命を削って当直をしている感じが好きな人は自衛隊に入りましょう。

 

 

とりあえずはこんなところで終わります。こういうことが気になるという人はコメントに内容書いてもらえたら応えられる範囲で回答します